和紙と陶器の灯り・新作の紹介

土台の陶器は粘土から作成し、これに真鍮のワイヤをハンダ付けし骨格を作成、表や裏から和紙を張り付けて作成してます。白い和紙に色を塗ったのではなく、元々その色の和紙を切って水性ボンドで貼り付け繋いでおります。

今回は4点を紹介します。同じく陶芸と和紙とを使用してますが、それぞれが全く異なる印象の灯りとなります。なお光源は全てLEDですが、個数や配置、消費電力は全て異なります。

野菜の木

ナスや人参、トマトなどを傘にし幹の部分は陶器で作ってあります。野菜の部分は真鍮のワイヤを金色に塗り、和紙は裏貼り。その他は表から和紙を貼ってます。そうする事で野菜が浮き出てくっきりと表現されます。左はLEDを点灯しておりません。

般若の面

般若の面を木の板に付けてあります。鼻や角等、凹凸のある二次元状のランプシェードの表面を満遍なく照射するには白熱電球では非常に困難。熱と大きさ(空間)の制限があるからです。左はLEDを複数配置する事で隅々に光を届かせております。暗い中では般若がくっきりと浮かび上がって見えます。

平屋根の灯篭

灯篭型の灯り。和紙は窓にしか使っておりません。平たい屋根を開けると単4のNi-H充電池4本が内臓されております。充電回路を内蔵しているのが特徴。効率良く1回の充電で7時間以上点灯します。電源コードは繋ぎっぱなしでも過充電防止機能があり大丈夫です。

和風押し花灯り

カンテラのような灯り。もともとの和紙に本物の葉が漉き込んであります。この漉き込んだ和紙の部分だけ裏張りで他の部分より凹んでおりますので額のような印象で見えます。上部の紐を持って吊るす事も可能です。左は表側。裏側にはスイッチやインレットが付いてます。これも含め全て明るさ検知機能付きです。

手作り灯り工房

陶器や和紙を使い、暖色系の超高輝度LEDを光源とした、全ての一品物かつ全て手作りの灯りを扱ったお店です。もともと電気技術者で某企業のプリンターなどの研究開発を行っていたぐうたらおやじが定年後陶芸家の姉に指導を受け、さらに和紙の灯りの高名な先生に師事、高機能な照明ドライブ回路や陶器と和紙をどのように一体化させたら良いのか、一点一点迷いながらもこれまで世の中に存在しなかった独特な灯りを作ろうと日夜努力してます。…

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